落葉樹林や常緑樹林、熱帯雨林など、多様な森林地帯に生息していて、主に樹上生活をしている。四肢には5本の指があり、足の裏には毛がないので、木登りはかなりうまい。また、ハクビシンは低地から山地に見られるが、東南アジアでは標高2500m程のところにも生息しているほか、藪地や雑木林、耕作地の近くや人里、市街地などにも姿を表わします。普段は単独で生活しているが、時には雌とその子どもが集まって、小さな群れをつくることもあります。夜行性で、昼間は巣穴などで休んでいるため、日中はほとんど見かけることはないが、時には昼間も活動します。多くの時間を樹上で過ごしているが、樹間の移動は地上に降りて行い、樹間を飛び移ったりすることはしません。
ハクビシンはその身体能力により、木や電柱、電線を伝って民家の屋根や屋根裏に入り込みます。寺社や古民家などすき間が多い家ならなおさら。屋根裏に棲みついてフン害を起こすことも。ハクビシンはふんを決まった場所にする習性があるため、悪臭問題や天井材・床材の腐食など家屋被害を受けることがあります。 ハクビシンによる農作物被害も報告されています。ハクビシンは、柿、みかん、さくらんぼ、もも、ぶどう、いちご、とうもろこし、スイカ、さつまいもなど、多くの果実・農産物を食べるため、被害が広範囲に広がりやすいのです。 もしハクビシンと遭遇しても、近づいたり、触ろうとしてはいけません。向こうも必死。その俊敏な身をひるがえし、噛みつくことがあります。ハクビシンは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」により捕獲できません。
繁殖期は早春と晩秋に多く見られ、地域によっては年に2度繁殖することがあります
妊娠期間は2ヵ月程で、1産1~4子、普通は2~3子を出産します。生まれたばかりの子供の体重は120g、体長は15cm程で、灰褐色の薄い毛で覆われている。
目は閉じているが、生後10日程で目は開き、3ヵ月程で親と同じくらいに成長します。この頃には離乳し、生後10~12ヶ月程で性成熟する。野生での寿命は10年程度と考えられているが、飼育下では15~20年程度、中には25年を超える固体も報告されています。
①調査費 5,500円
②消毒費 33,000円
③軒天、天井穴あけ費 22,000円
④高所作業費 11,000円
(軒天・屋根上など一人作業が不可能な場合)
*補修は、コーキング剤又は、ベニヤにて簡易閉塞
⑤閉塞作業費 11,000円~
*閉塞費は、塞ぐ箇所の多さや場所による
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